良くお葬式に備えて喪服を新調するなど、用意したら、その時期が早まるなど、忌み嫌うジンクスがありますが、もしかしたらおおかた嘘ではなく、その人の死期を早まらせるのかも知れません。やはり、気と言うのか、世の流れが、知らず知らずと死へへと向かわせてしまうのかも知れません。
ですから、喪服など、冠婚葬祭に着れるセレモニーの服は、就職した時や結婚した時など、何かの人生の節目の時期に一緒に用意する位の心積りでいた方が、良いのかも知れません。就職して、社会人になって、会社関係のお葬式などに参列する機会もあるでしょう。
そんな時、子供じゃないですから、平服なんか着て行っちゃダメです。結婚して他家に嫁いでもまた、同じです。大人社会では、常識を重んじます。服装などにはそれが一番表れる部分かも知れません。そういった意味でも、冠婚葬祭などはきちんとしておかなければ、社会人として恥しいです。
子供は成長期ですから、喪服を用意する必要はありません。女の子なら、入学式や七五三やピアノの発表会などにも着て行けそうな、ハレの日にも対応出来る白い丸エリに濃紺のワンピースなど持っていれば、着回しが出来そうです。
男の子も同様で、その様な行事が控えているのであれば、着回しを意識した服装がいいですね。金ボタンの付いたブルゾンタイプの紺ブレと呼ばれるジャケットタイプの物より、ボタンもシンプルな紺のスーツ上下を選んでおいた方が、着回しが聞いて良いでしょう。